2013年11月16日

ミレーニアの美点

mile13.jpg

ミレーニアの歴史は、ユーノス800が始まりとなります。
ユーノス800は、当初から「10年基準」を念頭に置いて作られたそうです。
実際に10年間作られ続けましたが、メーカーも放りっぱなしという事もなく
マイナーチェンジをして商品力を高めていきました。

当時のライバル(V6 FF 3ナンバー専用ボディ) のEセグメントと云えば、
トヨタ・ウィンダム、日産・セフィーロ、ホンダ・インスパイア、三菱・ディアマンテあたりでしょうか.....。
セグメントはEセグメントになります。
ライバルの共通点は、V6 FF 3ナンバー専用ボディです。

mile11.jpg

背が低いのであまり大きさを感じさせませんが、車幅全長は180系クラウンとほぼ同等です。
見る者の気持ちを高揚させ、所有欲を駆り立てる 
とてもスポーティなデザインです。


このミレーニアは2004年式(平成16年)とありましたが 
Wikipediaなどで見ると2003年で生産は終ったとあります。
書類では2004年2月式と記されていますから おそらく在庫が残ったもので 
マツダディーラーのスタッフによると「車台番号から見て最終期の一台」との事です。

mile12.jpg
       私が最も好きな角度から撮影

全体に滑らかなラインで巧みに構成され 
ルーフラインがリアのノッチに向かってスムーズに流れるというデザインです。
ちょっとBMW的な品質感を感じさせます。
これをデザインしたのが日本人であるとは にわかには信じ難い程の格好良いスタイルです。

一見、欧州車のデザインを思わせるその姿は、街に溢れかえっていないことも功を奏し、
『外車かな?』と思われる喜びがあります。

mile10.jpg

高級感が存分にあり、ルーフの処理が綺麗。
マフラーが2本出しでスポーティ。

interior2.jpg

特徴的なのがハンドブレーキの存在。(このクラスの車なら足踏みブレーキが普通)

meter.jpg

メーターは マツダが云う所の“ハイコントラストブラックアウトメーター”で
トヨタ車のオプティロンメーターと同類のもの...。
視認性に優れますし、針が浮き上がって綺麗で高級感が感じられると思います。
この車以降 マツダ車もアテンザなどにオプティロンメーターが搭載されるようになりました。

engine.jpg

マツダオリジナルのV6エンジンは、国内向けは現在の所 これが最後です。
スペックから推察するに、低速重視ではなく中・高速重視のスポーティエンジンといえましょう。
シルキーでとても気持ちのいいフィールでした。
スポーティエンジンとはいえ、フィールはジェントルな特性の持ち 扱いにくい印象は全くありません。
エンジン音はとても静かです。しかし回せばスポーティな快音を奏でてくれ 
3000回転から上は DOHCの咆哮が心地良いのです。

tire.jpg

柔らかすぎず、適度にダンパーが効いていて引き締まった印象の足回り。
高速での直進安定性にも優れ 120〜130km巡航なら非常に楽です。

inpane1.jpg

インパネのスイッチ類の配置も適切で操作しやすく ステアリングも握り易い太さです。

interior.jpg

内装色はモケット(布)シートのグレー系
ツートーンのインテリアは、マツダらしい洒落たセンスの良さを感じさせます。
上のグレードには 本革シートが奢られたものも存在するのですが 
希少車ゆえに そこまで欲を出して探してもキリが無いでしょう....。

interior4.jpg

後席空間 リアシートも快適

navi_conpo.jpg

リアセンターアームレストに カップホルダーが備えられるなど
インパネデザインを崩さないように 上手く工夫されていますが、
欲を言えば 運転席周りにもう1ヵ所の小物収納スペースがあればと感じました。



ミレーニア最終型は、ボディ剛性(リアバルクヘッドへのメンバー追加や、
センターピラーへの発泡樹脂材充填)と
サスペンションパーツの剛性アップ対策、安全性能(頭部保護機能付SRSサイドエアバック、
EBD(電子制御制動力配分システム)+ブレーキアシストの採用)も強化されました。

強いて言えば リアウィンドーがかなり傾斜しているスタイルなので、
降雨時の後方視界確保のために リアワイパーがあればよかったかも.....。 

interior3.jpg

”オーナーであることの喜び”が 乗る度に感じられる車です。
posted by khimyu at 20:12| Comment(1) | ミレーニアの美点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする